ハーフビルド住宅の建築コストについて
ハーフビルドと聞くと建築費用が安いように感じますが、実際のところはどの程度の費用負担が必要となるのでしょう。
具体的には、建物のそのものの価格に請負工事費と、各種申請費や地盤等の調査費を足したものが、ハウスメーカーに支払う金額になります。
これに、給排水工事費及び電気換気工事などの専門工事がかかります。
さらに、施主が支給する設備費がかかります。
このように発注先を複数箇所に分散する事で、より安価な価格で工事を行う事が出来ます。
これを分離発注といいます。
分離発注には、施主の負担割合が軽減できるメリットがあります。
例えば、給排水工事を住宅メーカーで発注した場合、工事費に監督費などの管理費を上乗せする必要があります。
これを自分で発注した場合は、この監督費などの管理費を削減できる為、通常の費用よりも大幅に軽減できるのです。
ハーフビルドを上手く活用する事で、住宅の建築費用のおよそ30%を節約できるのです。